
十鉄の三沢駅入り口。古めかしい建物です。

表通り側の外観。
往時は十和田市駅へ電車で行って、そこからバスに乗って十和田湖等へ向かったそうです。
しかし、現在では十和田観光電鉄を名乗りながら、沿線の高校や大学への通学輸送が主体になっているというのがなんとも…
駅舎内部を撮影。少々並びがおかしいですが、バラバラに撮りまくった結果ですので…

妙に新しい、というか最新レベルのタッチ式券売機がすごくミスマッチw

駅長室の入り口。中はどこかの町工場の事務所のような雰囲気でした(謎)

窓口は駅長室のところにあります。フリー切符はここで買えました。

駅長室や券売機より手前の廊下には、この駅の飲食テナントで唯一残っているそば屋がありました。
いい時間でしたし、どうせ十和田市駅へ行っても折り返すしか無いのでここでお昼に。
地元のおばちゃんたちがパートで切り盛りしているそうです。

スペシャルうどんを注文。390円。
それぞれ単品の月見うどん・山菜うどん・天ぷらうどんの具を全部入れたものです。
てっきり名古屋より東は全部濃いおつゆなのかと思ってたら違うんですね。あっさりしてておいしかったです。
この鉄道は、本数が少ないので列車が来る直前にならないとホームに入れません。
列車がやってきたらしく、駅長さんが鋏を持って改札口に立ったので、地元の高校生たちや、僕と同じように見納めのためにやって来たお客がぞろぞろと移動。

三沢駅の駅名票。

ホームから駅舎を見る。

三沢13:00発 7700系 普通 十和田市行き

十和田観光電鉄 7700系 三沢方の先頭車モハ7701
もと東急の7700系ですね。東急の車両に乗るのは初めてです。
けっこうなご老体に見えてVVVF制御に更新されてるというのが驚きw

こちらは十和田市方の先頭車クハ7901。

車両側面のサボ。電化60周年にして廃止とは…

同じく車体側面の社紋。

製造は昭和41年…46年も走り続けている大ベテラン。

運転台はワンハンドル化されています。ローカル線にはミスマッチ…

駅を出てすぐに単線になるんですね。

七百車両区がある七百駅に差し掛かると、留置車両が見えました。
これは電気機関車ED400のED402。

モハ3400形3401。東北地方で始めての全金属製の車両だそうです。

緑色の車両はモハ3600形3603。3400は自社発注車両ですが、こちらは東急からの譲渡車。
およそ30分で終点の十和田市駅に到着。
ホームは地上にありますが、改札と駅舎は隣接するショッピングセンタービルの中へ階段で渡った中にあります。

駅にあった案内板。この鉄道がそのまま十和田湖へ通じていたら…また違ったんでしょうけどねぇ。

十和田市駅の窓口。記念グッズなども販売していました。


僕と同じように終点まで乗ってきた客は、写真を撮ったりグッズを購入すると急いでホームに戻ります。
なんせ、戻りの列車が出るまで13分しか余裕が無いのです…

十和田市駅の駅名票。後ろの白い建物が駅舎のあるショッピングセンタービルです。

ミラーに写った車両と、まっすぐ続く線路を撮影。

十和田市13:40発 7700系 普通 三沢行き

ホームの奥には7700系の7702編成が留置されていました。

雪の中を貫く線路。

途中の駅に、同じく東急から譲渡された7200系の7204編成が留置されていました。
前面デザインが7700系とはちょっと違います。

車内は高校生や大学生と、観光客が半々くらい。これからもっと観光客が増えるんでしょうけどw
三沢駅に戻ってきましたが、青森駅へ戻る青い森鉄道の列車が来るまで30分弱の時間があるので再びそば屋へ。

250円の半カレーと100円のビン入りコーラを注文。カレー美味い。
また食べに行きたいけど、鉄道が廃止になってからはどうなってるんだろう…

駅舎の廊下には煙突ストーブと、作りつけの長い木のベンチが。

古めかしいながら、懐かしい感じのする駅舎でした。

十和田湖へはいずれ訪れることにして、青い森鉄道の三沢駅へ移動。

三沢駅にこんな貼り紙がありました。モハ3401も載ってますね。

三沢14:34発 573M 701系 普通 青森行き
これで青森まで戻ります。所要時間は約50分。
青森に戻ったら、下見しておいたお土産を買って宅急便で即発送し、荷物を整理。
まだまだ日本海号に乗る時間までは余裕があったので、ひと風呂浴びることに。
駅前から歩いて10分ほどにある、昨年夏も利用した
青森まちなかおんせんへ。入浴料420円。
ここは本当に屋根の無い露天風呂があるので、のぼせるまで入りましたw
ただ、温泉旅館と違ってスーパー銭湯みたいなものなので、まわりは騒がしかったですけどね。

青森駅へ早めに移動。
まだまだ時間に余裕がありますが、日本海号より先に発車するあけぼの号の出発を見送るために。
夕飯となる駅弁や、列車内の飲み物などを調達して、ホームへ。
つづく
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