
B寝台上段は寝転がるとこんな感じ。寝る分には充分。
窓は、顔の高さよりやや低く感じました。寝ながら車窓を見るのはちょっとキツかったです。

7時14分に長岡到着。14分間停車するので、乗客がぞろぞろ降りてきて撮影タイムに。


サボとヘッドマーク。

これは寝台のカーテンを押さえている金具。
爪を立ててどちらかに回すと、手前方向にカーテンが外れるようになってます。

これはベッドの落下防止柵を留めている金具。
ツマミを引っ張りながら奥に回すと、ストッパーが外れて柵が奥に倒れます。
この583系は、昼間は特急、夜は頭上から寝台を引き出して寝台列車にと、マルチに活躍するように造られたため、転換をスムーズに行えるような工夫が細かいところに施されています。
長岡を7時28分に発車。きたぐにの旅も残すところ約1時間となりました。
大阪発の急行きたぐに号は、8時10分新津に到着すると、ここから終点新潟までは快速に種別変更します。
新津より後の乗客は乗車券だけで自由席車を利用することができます。もちろん、寝台車・グリーン車には立ち入り禁止です。
この列車は、関西圏から北陸圏への夜行輸送だけでなく、新潟近郊の通勤・通学輸送も担っているというわけですね。

8時29分に新潟到着。急いで跨線橋を渡り、反対側のホームで待つ特急いなほ1号に乗り換え。
接続時間は5分ですから、きたぐに先頭撮影→跨線橋→きたぐに最後尾&いなほ先頭の並び撮影はかなりギリギリでした。

新潟8:29発 2001M 583系 特急いなほ1号 秋田行き
車両は485系3000番台R編成。ずっと乗ってみたかった485系のリニューアル車です。
夏に乗ったときは、原形上沼垂色の1000番台T編成でした。いなほはこれらが共通運用になっているので、どれに乗れるかは運次第ですね。

新潟駅を出ると、列車は雪景色の中を走ります。一面真っ白。

朝食は京都駅で買っておいた特選近江牛彩り膳。残念なことに、長時間常温にさらしていたせいでご飯がボロボロ…
食べる時間とスペースを考えると、パンやおにぎりなんかをきたぐにの中で食べておいた方が利口だったかもしれません。


左手には冬の日本海。右手には雪で白く染まった山々。雄大な景色です。

雪は積もってはいるけど、豪雪というほどでもなく、タイミング的にはちょうど良い時期だったようです。
この旅の一か月後には、豪雪で日本海側を走る列車が軒並み運休してましたからね。
12時11分に秋田駅到着。さすがに3時間半は長かった。。

秋田駅の跨線橋にD51蒸気機関車の煙室戸が展示してありました。
乗り換え予定の特急つがる3号まで1時間弱あるので、長距離きっぷの利点を生かして一旦改札の外へ。

秋田駅のコンコースはこんな感じ。

改札口。手前側が在来線、奥が秋田新幹線専用の改札です。

ここで秋田銘菓の金萬をお土産に購入(写真は後日撮影)。白あん系好きにはオススメ。
参考:秋田の物産総合情報サイト NEMARE
http://common.pref.akita.lg.jp/bussan/product/detail.html?id=628飲み物等を調達して、在来線ホームに降ります。
目的は引退が近い、秋田新幹線のE3系こまちを撮影することです。
ちなみに、入場料を払えば新幹線ホームに降りられます。

E3系こまち!
この白いボディに黒とピンクの組み合わせが新幹線としては斬新で、ミニ新幹線特有の細身のボディと、その愛称から女性的な印象を受けます。







LOVE特急こ~ま~ち~…例の曲が脳内ループ…w
ちょっと物悲しい感じのメロディが良い曲です。電車でGOで知ってる人も多いでしょう。
つづく
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