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目が覚めて二日目。コンビニ飯で朝食を済ませて、ホテルを後にします。
長門市駅から7時56分発の仙崎行きに乗るつもりだったので、切符を買って改札に向かうと、
駅員曰く、早朝の大雨で一本前の美祢線から仙崎へ直通する列車が遅れたため、
7時56分発の列車は運休になったとのこと。

この時点で、仙崎駅への往路に仙崎支線を利用し、復路は徒歩で長門市へ戻るプランAを破棄。
往路は路線バスを利用し、復路で仙崎から下関まで直通する快速みすゞ潮彩に乗車するプランBに変更。

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バスで駅前に降り立ったのは8時過ぎ。金子みすゞ記念館の開館まで1時間ありました。
駅舎内は観光案内所兼休憩所になっているので、1時間ほど休憩。

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駅舎内には、観光客や地元の人たちがかまぼこ板にみすゞへの思いを書き綴ったものをモザイク画にして展示してあります。

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ここが金子文英堂。金子みすゞ記念館の入り口になっています。
文英堂は生家を再現した建物で、詩や資料の展示はこの奥の記念館にあります。
となりにあるのはトイレと休憩所、こちらは無料で利用できます。

記念館は撮影禁止で、文英堂は撮影可能でしたが、まったく写真を撮りませんでした…

学校で彼女の詩を読んだ人は多いと思いますが、あれだけの詩を書いた彼女の心境をうかがい知ることができます。
「国語」の授業から離れて数年。久しぶりにきれいな日本語をたくさん読みました。

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駅舎内以外にも、建物の壁面を利用したモザイク画もいくつかありました。

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記念館のある一帯は、昔ならどこでも見られた古い住宅と商店が建ち並んでいます。
その一部が観光客向けに開かれているに過ぎず、とても落ち着いた雰囲気の町でした。
この町並みに無用な手が加わらないことを願います。

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写真に写っている、電柱に取り付けてある茶色い看板は、みすゞゆかりのスポットへの案内するものです。

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現役っぽいオート三輪。

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見学自体は一時間ほどで済んだので、一旦駅に戻りました。
ただ、列車の到着まではまだ2時間以上あったので、しばし記念館周辺のスポットを散策。

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列車が来る時間になったので、ホームに出ます。

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仙崎支線の終点。

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12:45発 6827D 下関行き 快速みすゞ潮彩2号 キハ47 2連

下関から直通の快速みすゞ1号が到着。折り返して2号となります。
自由席車と指定席車が1両ずつ連結されていますが、せっかくなので指定席車へ。
座席に空きがあったので、車内で車掌さんから指定席券を購入して着席。510円。

この車両はキハ47を観光列車用に改造したもので、二両とも外観は金子みすゞが活躍した時代に流行したアールデコ調に装飾されていて、指定席車には駅弁・グッズ売り場や海側に向けた座席が設置されています。

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車内限定販売の駅弁があったのですが、ちょうど売り切れに…
ふくかま(フグのかまぼこ)とスナックが昼食です。

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みすゞ潮彩は観光列車なので、ガイドさんの沿線案内や紙芝居の上演があります。
また、海のすぐそばに線路があるような眺めの良いスポットでは、3分ほど停車してくれます。

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天気が良いと、きれいな海が広がっている景色を拝めるそうです。
このあたりで睡魔が襲ってきたので昼寝…

目が覚めるころには、山陰本線も残すところあと10駅になっていました。

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約2時間で幡生駅に到着、快速みすゞ潮彩を降りました。ここが京都から乗ってきた山陰本線の終点です。
15時ちょうど発の山陽本線下関行きが到着するまでの9分間で、京都からのきっぷに乗車記念スタンプをもらい、駅の写真を撮り、博多までのきっぷと小倉からの特急券を買うという試練…

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目標のひとつであった「京都市内→幡生」のきっぷにスタンプをもらいました。
これが山陰本線を京都から幡生まで乗り通した証です。
仙崎支線乗車の証として、仙崎から長門市までの車内発行のきっぷも取っておくべきだった…

幡生→博多のきっぷと、小倉から博多への自由席特急券も購入。

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改札の上にあった、ずいぶんアバウトな列車案内表示w

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幡生駅の駅舎はこじんまりとしていました。レトロ。

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ホームからは下関総合車両所が見えます。
関西圏や広島・岡山でお払い箱となった車両はここで解体されます。

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かなり広い駅構内。

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15:00発 2445M 下関行き 115系6500番台 2連
かつてワンマンの113系と共通運用で、園部から113系4連と併結して京都まで直通していた115系です。
このクモハ114-1627も通学で何度か乗ったことがある車両。山口県の端っこでまさかの再会!

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15:13発 5181M 小倉行き 415系 4連
下関からはいよいよJR九州の車両に乗り換えて関門トンネルを潜ります。
この415系は681・683系サンダーバードなどと同じく、直流・交流どちらの電化方式にも対応しています。

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小倉駅に到着。JR九州の駅なので、見慣れない駅名板に。

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到着したとなりのホームには813系。JR九州の車両は通勤型車両ですらおしゃれです。

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15:41発 3038M 特急ソニック38号 885系白いソニック 6連

小倉から博多までは、大分からやってきた特急ソニックに乗ります。
JR九州が力を入れて作った車両だけあって、TV番組で見たヨーロッパの列車のような風格を感じます。

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たったの500円で乗れる自由席なのに、シートが革張り…座り心地も素晴らしい。

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内装も落ち着いた造りになっていて、文字通りの「快適な列車の旅」が味わえます。

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車内販売でコーヒーとマドレーヌを注文。
コーヒーはブレンドを季節ごとに変えているそうで、マドレーヌは地元のお店のもの。
他のメニューも凝っていました。

JR九州は赤字運営かつ、担当する地域は圧倒的なクルマ社会。
だから、列車には少々豪華すぎるくらいの付加価値を付けて、それ目当ての利用を拡大する方針なんだそうです。

至れり尽くせりの列車に揺られて博多へ到着。
いずれ九州を旅行することになったら、各地への移動はJR九州自慢の特急を是非とも利用したいですね。

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約50分で博多駅に到着。885系はクルマでいうところのボンネットエンブレムが付いてたりします。

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細かいところにデカールが貼ってあるあたりに、戦闘機やガンダムのプラモを思い出す…

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783系特急みどりとツーショット。

他のJRが民営化後初めての自社車両として通勤型車両を開発するなか、JR九州が特急型車両として開発したのがこの783系です。
発足当初から日常利用の鉄道よりも、付加価値のある鉄道を目指していたんでしょうか。
現在はほとんどの通勤型車両もおしゃれな最新型に変わりました。

博多南線に乗り換えるまでの30分で、お土産や夕食の駅弁を買いそろえます。

後編につづく
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