家族旅行で来たことがあるのと、直前の7月ごろに末弟が修学旅行で串本を訪れていたこともあって、お土産はリピートを中心に買いそろえました。
かげろうは絶対外せませんねぇ。探せば各地に類似品はありそうですけど、これ美味しいんです。
最初は海鮮丼にしようかと思ってたんですが、それ目当ての客が作る長蛇の列を見て断念。
握り寿司売り場が空いていたので、食べたいネタをひょいひょいと選んでレジへ…

500円のネタ2つ、300円のネタ3つで1900円…高かった…けど美味かった。。
そこらの100円回転寿司と違って、かなり大きいのでお腹いっぱいになりました。
10分ほど予定の時間よりオーバーし、白浜駅へ戻るバスが行ってしまい、白浜13:57発の普通列車に間に合わないと分かったので、のんびり次のバスを待ちながら帰りのプラン修正。

白浜駅に戻って、14:53発特急くろしお22号の自由席特急券を和歌山駅までで購入。
次の普通列車は15:48発だし、一本前の14:33発の特急オーシャンアロー20号は、使用される283系車両が台風の際に新宮駅で海水をかぶって故障したうえに、線路が寸断されたせいで取り残されている関係で運休という有様。
(283系は後日、JR東海・伊勢鉄道・JR貨物協力のもと、名古屋まわりで大阪へ回送されました。)
駅前でおやつになるものを探して購入。時間が近づいてきたのでホームへ。

白浜 14:53発 くろしお22号 新大阪行き
行きに乗った381系は、本来このような顔をしている車両です。これは自由席車の先頭車ですが、この顔で前面ガラス窓の無いグリーン車もあります。

最近の車両はヘッドマークを掲げる装置が付いていないので、この絵もあと何年かで見納めになります。鉄道の中のひとつの文化が失われていくようで、とても残念に思います。

自由席車(おそらく指定席車も)の座席はこんな感じ。グリーン車のものに比べると質素ですね。
ただ、古い時代のシートなので肉厚で座った感じはゆったりしています。

381系はコーナリング性能を高めるために重心を低くする必要があり、本来は屋根上に載せるエアコンを床下に搭載しています。そのせいで、客室内にエアコンのダクトが引き通されていて、窓側の席はキハ40などのディーゼル車両と同じく足元が狭くなっています。


駅前で買ったおやつはこれ。食べさしの画像で失礼。
はま乃白浜駅前店で、名物のめはり寿司を。
高菜の葉の浅漬けでごはんが包んであって、本来は目を見張るほどの大きさであることから、目張り、めはりと呼ばれるようになったとか。塩気とシャキシャキした食感が美味しいです。
横の飲み物は、明光バスの売店で買ったプラムハニップウォーター。言ってしまえば梅ジュースですが、乾いた喉に酸味の聞いた味が嬉しい。

さらば白浜。1時間半ほどかけて和歌山駅まで戻ります。
ちなみに、白浜駅の駅員さんはアロハシャツを着ていて、特急が出発する際はお見送りしてくれます。

和歌山 16:17着
ここで隣のホームに移動して、大阪方面行きの紀州路快速に乗り換えます。

向こうのホームには、和歌山線経由で奈良方面へ向かう105系普通電車が停車中。

和歌山 16:31発 紀州路快速 京橋行き
やってきた紀州路快速の車両は、導入されたばかりの225系5000番台でした。大阪近郊にて新快速等で活躍している225系を阪和線向けにカスタムした車両です。

車内は案内モニターが設置されていて、下手な特急列車よりも豪華な車内となっています。

この車両は関空快速にも使われるので、座席は一人掛け+二人掛けとなっていて、大きな荷物を座席の横に置きたい乗客
や、ぼっちの客への配慮がなされています。
17時ごろに日根野駅に到着。
急いで階段を上がって、改札で「白浜→京都市内」のきっぷにスタンプをもらって途中下車し、日根野→関西空港のきっぷを購入して反対側のホームへ降り、17:07発の関空快速に乗り換え。

関西空港線を走る列車に乗るのは初めてです。空港島までずーっと海の上を走ります。

途中のりんくうタウン駅からは南海電鉄と共用の路線になるので、お互いの車両が顔を合わせます。
これは南海の関西空港アクセス特急ラピート。



橋を渡りきると高速道路と並走しながら、駅へ進入していきます。

関西空港 17:17着





改札を出たところで、飛行機が見られる場所に入るのにはお金がかかるので、改札近辺をぶらぶらして時間を潰します。
関西空港→京都の自由席特急券と、関西空港→日根野の乗車券を購入して再びホームへ。


関西空港 17:46発 はるか32号 京都行き
阪和線内で踏切事故があったらしく、少々遅れて到着しました。飛行機に接続する列車ですが、阪和線内ではたびたび踏切事故、自動車の橋脚衝突事故、人身事故等が起きて、ひどい時には何時間も遅れます。これって致命的ですよねぇ。
使用される281系は関空特急はるか専用。遅延していなければ、落ち着いて写真撮影できたんですけどね。

座席はこんな感じ。民営化後の車両なので、シートが薄っぺらく感じます。
関西空港を出ると、天王寺までノンストップでかっ飛ばします。なかなかのスピード感。
乗客は当然ほとんどが空港からの旅行帰りといった感じです。僕の居た車両は100%の乗車率だったかと。
車掌さんの検札のときは、日根野駅の途中下車印が押された白浜→京都市内の乗車券と、関西空港→京都の自由席特急券、関西空港→日根野の乗車券を提示しました。
ややこしいことやってるので、何か言われるかなと思ってましたが、何もありませんでした。
もし、日根野から一駅でも大阪側に進んで乗り換えているとアウトです。これは決まっていることなので、アウトなものはアウトです。
行きのスーパーくろしおと同じく、列車は天王寺から貨物線に入り、新大阪を出ると京都線を130km/hでガンガン飛ばします。軽くシートに体を押しつけられているようなスピードが味わえるので、乗り鉄さんにはおススメ。

京都 19:02着
日帰りの鉄道旅行はあっという間に終わり。
計画変更を余儀なくされたからとはいえ、南紀方面はもっと時間をかけて周遊するべきだなぁと感じました。
次は283系くろしおのパノラマグリーン車で新宮へ行き、奈良交通の長距離路線バスに乗るという目標を達成したいと思います。
ただ、今年も早い時期から台風がやってきていて、奈良・和歌山に大雨を降らせているのが心配です…
381系スーパーくろしおのコーナリングを楽しめたのと、まず乗る機会のない281系はるかに乗れたので満足です。
支出
・JR運賃
京都市内→白浜→京都市内 往復学割乗車券 6,220円
京都→白浜 特急券・グリーン券 特1,880円+グ4,000円=5,880円
白浜→和歌山 自由席特急券 1,380円
日根野→関西空港 乗車券 440円
関西空港→日根野 乗車券 440円
関西空港→京都 自由席特急券 1,150円
・バス運賃
白浜YOU遊パスポート 大人1,000円
・その他
三段壁洞窟 入場券 大人1,200円(パスポートとのセット割で1,000円だったかもしれない)
昼食、飲み物、土産等で7,000円弱
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