先日、愛宕山千日詣へ行ってきました。昨年に続いて二度目です。
(昨年の記事
http://plaza.rakuten.co.jp/mytype/diary/201108110000/)
どういう行事かということについては、愛宕神社の公式サイトに詳しくあります。
http://kyoto-atago.jp/images/sentimairi4.htm…これだけでは不十分だとおもいますので、ちょこっと補足w
愛宕神社は京都市最高峰の愛宕山山頂にある、火伏の神様を祀った神社で、ここをお参りすると火迺要慎(火の用心)のご利益があります。
特に、7月31日の晩から8月1日の早朝にかけて参拝すると、千日分のご利益があると言われていて、京都の伝統的な行事になっているのです。
愛宕神社は京都ではわりとメジャーと言いますか、「子供は3歳までにお参りすると、一生火災等の災難に遭わなくなる」という伝承もあって、お参りする人が多い神社です。
そんなわけで、普段の昼間だけでなく、千日詣りの日には夜間登山にも関わらず、乳飲み子や、よちよち歩きの子供を連れた家族連れが大勢やって来ます。
また、神社では「火迺要慎」のお札を買うことができますが、京都市内ではたいていの家庭の台所や、飲食店の厨房、会社の給湯室なんかで見かけることができます。
http://kyoto-atago.jp/images/atagoofuda5.htmそれだけ京都の人間にとっては重要視されてる神社であり、行事なのだということです。
そんなわけで、就職して働いていたなら日程的にもキツかったでしょうが、幸いプー太郎なので、去年より楽しく登ることを目標に、今年もお参りして来ました。
昨年書いたブログに、反省点を書き残していたので、それをもとに準備しました。
・飲み物は2Lでも足りない。500mlがあと一本あればよかった。
→ミネラル補給用に麦茶2L+アミノ酸補給用にアクエリアス2Lを用意。
・懐中電灯よりヘッドランプの方が手が空く。
→昨年はランプ一式忘れるという失態をしたので、今年はヘッドランプをしっかり持参。
・タオルは何枚あっても困らない。
→汗を乾いたタオルで拭きとると、体温冷却のために汗がさらに吹き出ると聞いたので、保水タオル、いわゆるクールタオルを用意。
・ちゃんとした靴があってもいい気がする。下りは滑る。
昨年末にニューバランスのトレッキングシューズ(MO625H)を購入済み。
それから、昨年の経験から杖が欲しいと感じたので、Amazonで良さげだったのを購入。
新潟県のBUNDOKというアウトドアグッズメーカーのBD-454というモノ。約1,800円。
昨年と同じく、まずは嵐電で嵐山駅へ。駅前のバス停から、臨時増発の京都バスに乗って清滝へ。

かつて愛宕山鉄道が通っていた清滝トンネル。現在では自動車用に転用されているものの、単線トンネルのため、約3分ごとに信号で交互通行するようになってます。
いずれ詳しくネタにしたいトンネルです。

トンネル前からバス停付近まで、自家用車で渋滞するため、警察署員や警備員、京都バス職員が誘導や交通規制を行っています。
一応、ふもとに駐車場があるにはありますが、台数に限りがあるし、値段高いし、バスかタクシーをおすすめします。
阪急嵐山駅・嵐電嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅、いずれからもバスで30分くらいですし。京都駅からもバス1本で来られますから。

今年の装備。新兵器の杖と、胸のところでベルトをつなぐストラップが欲しかったので、弟の使い古しのリュックを拝借。
中身は飲み物とおにぎり、着替え、保冷剤とエアサロンパスなど。約5kg。

バス停からは道が二本あって、左のルートはいきなり急な下り坂ののち、旅館や集落のそばを抜けて登山口へ。右のルートはだらだら下ったのち、ふもと最後の公衆トイレ前を通って登山口へ。どちらでも同じ場所に出ます。

旅館ますや前の赤い橋。
そういえば、ここらへサイクリングに来たこともネタにしてなかったですね。

ふもとにある商店の前。ここが最後の補給地点です。山頂まで自販機やトイレはありません。
ちょうど下山してきた、団体の小学生と引率の先生が休憩していました。

ストレッチして、靴ひも締めて、いざ出発。
つづく
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