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4時ごろ、直江津あたりで目が覚めました。
すぐには寝付けなかったので、カメラを持ってうろうろ…
DSC07412
デッキの貫通扉の窓から、列車を牽引しているEF81を観察できました。
ヘッドマーク、ちょっと写りが雑ですが…外が暗いせいでうまく撮れませんでした。

DSC07421
これも暗いところで撮ったのでイマイチですが…
B寝台下段はカーテンでぐるっと囲むと個室状態になります。

DSC07427
上段はこんな感じ。この日はけっきょく誰も乗ってきませんでした。

DSC07445
B寝台車はこんな感じになってます。日本海側に通路があって、山側に寝台のブースがあります。

いい感じに眠くなってきたので、寝台に戻ってもう一眠り…


目が覚めると、金沢でした。もうすっかりJR西日本のエリアです。

万葉線の撮影に行かれるとおっしゃっていた男性は下車された後でした。
撮影された写真を使ってカレンダーを作成する仕事をなさっていたそうなので、どこかでお目にかかれると良いのですが…

DSC07470
お向かいのサラリーマンは金沢で下車されて行きました。ということで、空いた向かいの寝台を撮影。
シーツを取ると普通の座席として使えます。3人掛けといったところでしょうか。

ここでB寝台ならではの設備をご紹介。

DSC07477
これ、B寝台の上段へ上がるためのはしごです。どうやって使うかと言うと…

DSC07480
中ほどにある取っ手を両側に引っ張ると、このようにステップが引き出されてくる仕組みになっています。
狭い車内を機能的に使う工夫が凝らされていることを実感できますね。

DSC07482
はしごから乗り移る形で上段にアクセスできます。

DSC07493
上から下段の様子を。

DSC07524
明るくなってきたので、再びEF81を撮影しにデッキへ。
まもなく到着する敦賀で、機関車の付け替えが行われます。

DSC07561
B寝台のドア周り。

DSC07569
B寝台ならではの装備がもう一つ。センヌキ。
瓶ビールや瓶ジュースなんて、今では鉄道関係の売店では見かけないので無用の長物と化していますが、ちょこんと残された姿が往時を偲ばせます。

金沢あたりから最後尾に乗車してきた車内販売員さんが、1時間ほどかけて、7時半ごろに先頭の1号車にやってきました。

DSC07582
富山名物の「ますのすし」を購入。1300円。
百貨店なんかの物産展に並ぶと、必ず購入するくらい家族全員の好物です。

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今日は誰にも邪魔されずに、全部いただきます!

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8時02分に敦賀到着。
ここで機関車の付け替えが行われるため、客車からカメラを持った鉄道ファンがぞろぞろ降りてきて撮影会にw

以前、夏の日記でも書きましたが、もう一度。
日本海号に使われるEF81は、以下のようなサイクルで仕事をしています。
一、青森から日本海号を牽引してきたEF81から客車を引き継いで、朝8:21に敦賀を出発して大阪まで牽引。
二、半日休憩の後、大阪駅17:47発の日本海号を牽引して青森に向かい、翌朝青森に到着。
三、半日休憩して、19:31発の日本海号を牽引して敦賀に戻り、次のEF81にバトンタッチしてシフト終了。

敦賀で行われるのは、「三」のバトンタッチ及び「一」の引継ぎです。
ここでシフト交代するのは、敦賀にJR西日本が所有するEF81の所属する機関車区があるためです。

DSC07593
駅員さんが立ち会って、係員さんが線路に下りて連結器や、その横に付いているブレーキ管などを外します。

DSC07595
機関車が前進すると連結器が外れて、客車だけがホームに残ります。

DSC07602
引継ぎのEF81がやってきて、逆の手順で連結器やブレーキ管を繋いで連結完了。
EF81 108号機(この記事一枚目の画像参照)から、EF81 101号機に交換しました。

敦賀を8時21分に出発すると、9時51分京都着までノンストップです。

やることも無いので、琵琶湖の景色を眺めながら寝台でゴロゴロ。。
湖西線内では寝台"特急"日本海でありながら、後続の速い特急サンダーバードに追い抜かれるために、途中の駅で待避して運転停車(乗り降りのためのドア開閉なし)する場面もあります。

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京都を出て、大阪までラストスパート。
いっつも降りる直前に「禁煙」のプレート撮ってる気がするw

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寝台備え付けの浴衣。A寝台とデザインは同じのようです。
今回は冬場だったので使いませんでした。

大阪近郊に入ると、周りは通勤電車だらけ。
そんな中、寝台でゴロゴロしながら通勤通学客のごった返す駅を通過する快感…(悪趣味)

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10時27分、大阪駅到着。長い寝台列車の旅もここで終わりです。

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無機質なステンレスの通勤列車が行き交う駅の中、堂々とした出で立ちのEF81電気機関車。

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そして、青森からここまで走り続けた青い客車たち。お疲れ様!

ホームで、長野から来られた男性と再会し、お互いの帰路の無事を祈りあって解散。
この後は在来線で再び長野に戻られるそうでした。

僕はというと、帰りをどうするか決めあぐねていました。

というのも、当初は運賃を節約して、梅田から阪急に乗って京都へ帰るつもりだったのです。
ところが先の日記で青い森鉄道車内の出来事を書いたように、横長のリュックでは一般的なロングシートやクロスシートでは邪魔になって仕方なく、ましてや混雑する阪急の車内では顰蹙を買うかも知れないと思ったのです。

まぁ、JRの新快速などを利用しても、けっきょく邪魔には変わりないのですが…
じゃあ、いっそ奮発して京都へ向かう特急列車の指定席を使おうじゃないかと思い、切符売り場へ。

なんせ、京都までは途中新大阪に停まるだけだし、大半の乗客は大阪で降りるし、わざわざ2駅15分のために指定席を取る人も居ないだろうと思ったからです。運賃だけで乗れる新快速でも3駅25分ですからね。

そして、大阪駅から京都駅へ向かう特急列車と言えば、雷鳥亡きあと、サンダーバードとスーパーはくとの二つだけ。
その中で全くの未経験だったスーパーはくとを利用することに。キハ181はまかぜ以来のディーゼル特急です。

みどりの券売機で、スーパーはくと4号の指定席。それも京都方先頭車の席を確保。
指定席券940円。ただし、勘違いで先頭車の一番後ろ壁側の切符…orz

スーパーはくと発着のホームは、奇しくも旅のスタート地点であった11番線。

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向かいのホームに、これから22時間かけて札幌へ向かう、寝台特急トワイライトエクスプレス号が待機中でした。

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客車側ヘッドマーク

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側面幕

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B寝台のツインとシングルツインの車両

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これはソファ等が設置されたサロンカーの車両

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サイドのロゴ。じっくり観察したのは初めて。


で、肝心のスーパーはくとですが、乗車位置が分からず、ホーム先のほうで待機していると、かなり離れた位置に停車したためダッシュで乗るハメに…撮影すること叶わず…

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先頭車に乗り込むと、ご覧の眺め。11時20分に大阪駅を出発。

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木製の背板が付いた座席が並んでいて、やわらかい印象の車内。

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リネンのデザインはこんな感じ。

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前面展望はこんな感じ。
この特急もいずれ鳥取まで乗ってみたいですね。

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11時47分京都着。あっという間。
案の定、指定席車はガラガラで、荷物が邪魔になることもありませんでした。

ここで今回の旅はおしまい。
電車に乗ってるか、寝てるかだけの旅だったような気もしますが、楽しかったです!
もう一度乗りたいと思っていたきたぐにと日本海に乗れたし、冬の青森を訪れることもできたし、温泉にもたっぷり入れたし、美味しいものもたくさん食べました。

いつも書いていますが、鉄道旅行の醍醐味はのんびり車窓を眺めたり、途中下車したりして、その土地の人々の暮らしや文化に思いを馳せることができる点でしょうか。
ドア・トゥ・ドアのクルマやバイクもいいんですが、駅から目的地や、目的地から目的地へと歩く間に、街並みや山並み、海の景色をぼーっと眺められるのがいいですね。

しばらく鉄道旅行に行く予定(予算)はありませんが、またいつか青森や秋田へは訪れてみたいと思います。




支出
・交通費
京都→大阪(ICOCAチャージ) 1,000円

大阪←→青森 往復割引学割乗車券 17,680円

大阪→新潟 きたぐにB寝台 6,150円
新潟→秋田 いなほ指定席 2,400円
秋田→青森 つがる指定席 2,190円
青森→浅虫温泉 440円

青い森休日フリーパス 1,800円
十鉄1日フリー乗車券 1,000円

青森→大阪 日本海B寝台 9,450円
大阪→京都 スーパーはくと指定席 940円


・飲食費
朝食(いなほ車内) 1,280円
昼食(つがる車内) 900円
夕食(青森「西むら」) 1,701円

昼食(三沢駅) 740円
夕食(日本海車内) 1,800円

朝食(日本海車内) 1,430円

・その他
宿泊費 6,300円
水族館入館料 900円
まちなか温泉 420円
これ以外にお土産や飲み物など
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