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駅前から歩いてすぐのところに、かつての青函連絡船八甲田丸が係留されています。
前々から存在はなんとなく知っていたので、せっかく青森に行くのだからということで見学。

その前に、青森駅の折り返し線の末端部を見に行きます。
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ちょうど、上野から寝台特急あけぼの号が到着。

大阪発札幌行きトワイライトエクスプレスの青森止まり廉価版が日本海だとしたら、上野発札幌行きの北斗星・カシオペアの青森止まり廉価版があけぼのになります。

ただ、日本海に比べると、あけぼのに使用されている機関車は手入れが行き届いていてピカピカ、客車も金帯車で統一されているうえに、個室、ソロなど一人使用の寝台のバリエーションが充実しています。
このあたり、JR東日本の方が寝台列車に対してのやる気を感じます。

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八甲田丸から取り外されて展示されているスクリュー。

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八甲田丸の向かい側に展示、というか廃車同然で放置された車両。キハ…何だろう?

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車掌車。昔は貨物列車の最後尾に連結されていました。

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これは控え車。
八甲田丸は船体の中にレールが敷かれていて、そこに貨車をそのまま積みいれて対岸に渡り、再び貨車を発車させるという特殊な構造の船になっています。
貨車を積みいれる際は、機関車を使って港から貨車を押し込むわけですが、そのまま押していくと、最後には重たい機関車が桟橋の上に乗ることになります。
そうなるといろいろ大変なことになってしまうので、機関車が桟橋に乗らないように、長さ調節のために、押し入れる貨車と機関車の間に連結されたのが控え車というわけです。

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ここが末端部。といっても、レールはもうちょっと手前で切れていて、ここは送電線を引っ張って留めてある場所なんですが。

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701系が折り返していきます。

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津軽海峡フェリー。

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振り返ると青森のベイエリアが一望できます。

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では、いよいよ八甲田丸へ。

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国鉄のJNRマーク。今のJRマークよりもカッコいい気がします。

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八甲田丸について。保存展示存続の危機なんて話も聞きますね。

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乗船。

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入ってすぐのところに受付があります。階段で上へ。

船内はさまざまな展示品がありますが、撮影禁止だったかな…写真撮ってませんでした。

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ブリッジに上がります。

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ほとんど当時のまま残されています。

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カーフェリーでもあったため、最盛期はこのデッキ後部に溢れんばかりのクルマが載せられていたそうです。

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先ほどのJNRマークが入った煙突内部はこんな感じ。階段を登って上部の展望台に出られます。

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煙突展望台から360度パノラマ。

エレベーターで、かつて貨車が積み込まれていた車両甲板へ降ります。
現在では、当時とあまり関係のなさそうな鉄道車両が展示保存されています。

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ヨ6000 車掌車

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郵便車
昔は、目的地まで客車と一緒に機関車に引かれて走りながら、この車両に郵便職員が乗り込んで仕分け作業をし、駅々で郵便物で降ろすというような運用が行われていました。

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キハ82
先日引退したキハ181などに受け継がれるデザインの元となった、特急用のディーゼル車です。
かつて北海道で活躍していた車両ということで保存されているようです。

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DD16 ディーゼル機関車
ローカル線に残った蒸気機関車を駆逐するために開発された車両だそうです。
船内の記念写真等を見る限りでは、ここに運び込まれた時点で片目が無かったみたいです…

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ヒ600 控え車
先述したとおり、貨車を積み込む際に使われた車両です。

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船の機関部へ移動。

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これがエンジンです。

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何台か並んでます。諸元は忘れました。。

客室や船員室が再現されたエリア等もありました。
他にも展示物がかなりたくさんあったんですけど、もっと写真撮っておけばよかったorz
見学に飽きた弟が行方不明になってしまい、それどころでは無かったんですけどね…

ひととおり見学を終えて、駅前に戻ります。

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客車を積み込むタイプの貨物船はとても珍しいので、興味がある方は是非。
存続問題もあるようですし、二度と見られなくなってしまう前に。
八甲田丸の仲間の船たちは、ここ数年で存続を断念されて解体されたりしています。


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これが船に客車を積み込むときに使う桟橋。

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船尾のハッチが開いて、線路が接続されて…という具合に使用されます。

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おそらく、こういった設備はここにしか現存してないのではないかと…

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この勇姿が末永く保存されることを願います。

その4へつづく
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