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日付が変わるころに目が閉じました。列車は新潟→山形→秋田と走ります。
目が覚めたのは秋田の羽後本荘あたりでした。たしか、この駅から車内放送が再開されます。

青森到着は8:45なので、まだ4時間近く日本海号の旅は続きます。
DSC04937
5:32秋田。ここで降りる乗客がけっこう居ました。
関西・北陸方面からだと、この日本海が一番列車になるため、新幹線で新大阪→東京→秋田と移動するよりは無駄が無いんですよね。

DSC04943
6:54鷹ノ巣。

ひとつ前の東能代から終点青森までは、一部のB寝台車を立席特急券で利用できます。
文字通りずっと立って乗れというわけではなく、乗客が居なくなった寝台から布団などが撤去されて、六人掛けのボックスシートの自由席車として利用できるようになるのです。
ただ、日本海号には座席車がありませんから、便宜上「立席」と付いているだけです。
日本海号は青森方面への通勤特急としての顔も持っているというわけですね。
このあたりは寝台を指定する時点で途中で降りる客が固められているようで、寝ている乗客と途中からの乗客が同居するようにはなっていません。

DSC04967
これは車端部の寝台なので壁に向いていますが、それ以外は向かい合って四つの寝台でひとつのブースになっています。
ですから、プライバシーを気にする人や、他人と関わりたくない人には、日本海号の開放型B寝台は不向きだと思います。
トワイライトエクスプレス号や北斗星号の場合は、B寝台のブースに簡易な扉を設けて、コンパートメントとして仕立ててあるので、四人で利用する場合は簡易個室になります。


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窓を開けておくと、朝の光で目が覚めます。

7時半を回ったので、再び車内探検に出かけます。

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最後尾車のデッキから後部展望を。

大阪発青森行きの日本海号は、先頭に電気機関車、次位に電源車(客室で使う電気を作るディーゼル発電機を搭載、立ち入り不可)、次にA寝台車という風に連結されているので、一番後ろまで行くとガラス一枚のみで隔てられた景色を見ることができます。
逆に、青森発大阪行きでは、電気機関車、B寝台車、最後尾に電源車という編成になるので、後部展望が望めない代わりに、先頭に連結された電気機関車の勇姿を間近で見ることができます。

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広い空とまっすぐなレールが続く景色です。

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年季の入った配電盤。

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B寝台を通ってA寝台に戻ります。

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一枚前の写真の扉を入ってすぐのところの壁は、このよう感じになっています。
狭い車内の中で必要なものを機能的に配置している感じがします。

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編成の中間に、先頭・最後尾用の車両が連結されていると、通り抜け用の貫通扉に設置されたヘッドマークを間近で観察することができます。
この車両が機関車に次いで先頭、あるいは最後尾を担当する際は、この扉が閉じて、ヘッドマークを表示するわけです。

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A寝台の扉。

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乗務員室の扉。編成中いくつかあって、この中で車掌さんが停車駅のドア開閉やアナウンス、連絡業務なんかをやってるわけです。

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青森県に入ったあたりの景色。京都からやってくると、完全に別世界。

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荷物の整理をしながら寝台の中で細かいものを撮影。

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A寝台下段はこんな感じ。
上段と違って、本来は座席状態で使うヘッドレストを起こして棚にしたり、同じく座席状態で使うテーブルを引き出して使うことができます。
また、備え付けのハンガーを使って衣服をかけても、裾がベッドに付かないくらいに上下の余裕があります。
大きな窓一枚を独占できるので、景色を眺めたい人にもおすすめですし、上段よりも揺れが少なく、ベッドも広いので親子で添い寝することもできます。

短所といえば、通路を通る人の足音が気になる人には気になる点と、カーテンを開けっぱなしで寝てしまうと、朝のホームで窓から寝相が丸見えになることですかねw
一晩中夜の車窓を眺めていたいのであれば、上段をおすすめします。

とは言え、もう二度と乗れないかも知れませんが…

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8:39新青森。ここで開通したばかりの新幹線に接続します。
新青森駅から青森駅までは、普通列車の本数が少ないので、寝台特急・特急に乗車券のみで乗ることができます。

行き違いの特急列車が遅れていたため、15分ほど停車。最後の余韻を味わう時間が増えました。

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9:00ごろ青森駅到着。
ここまでずっと乗ってきたローズピンクのEF81と青い客車にさよなら。

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ホームで撮影タイム。

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EF81は客車から切り離されて、スイッチバックして車庫へ移動します。
今夜、大阪へ向けて出発する日本海号を牽引するまで休憩。

日本海号に使われるEF81は、青森から日本海号を牽引してきたEF81から客車を引き継いで、朝8:21に敦賀を出発して大阪まで牽引。半日休憩の後、大阪駅17:47発の日本海号を牽引して青森に向かい、翌朝青森に到着後、半日休憩して、19:31発の日本海号を牽引して敦賀に戻り、次のEF81にバトンタッチして休憩というシフトになっています。

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切り離された客車。

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ヘッドマーク。

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お世話になったオロネ24 4を撮影。白帯でした。

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B寝台車は金帯も混じってました。

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客車はDE10ディーゼル機関車が牽引して車庫まで移動します。
飛行機で言えば、旅客機がトーイングトラクターに引かれて移動する感じですかね。

撮影を切り上げて、改札を出ます。

大雑把な行動プランは考えていたものの、朝ごはんも食べてないしということで駅の立ち食いそば屋へ移動。
観光案内所でもらったパンフ等を見ながら、どう回れば効率的かを考えました。

大きな荷物をコインロッカーに押し込み、10時ちょっと前に八甲田丸見学へ出発。

その3へつづく。
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